2008年8月の営業報告
■1年ぶりの更新が、営業報告というのもどうかと思うのですが、なんかここのところ立て続けに、関わった書籍等が発売になったりしてるので、まとめて挙げておきます(8月下旬〜9月頭まで)。
●『脳Rギュル ソラと耳にルルとパラソルに囁くカゲ』(小学館)
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/lineup/200808.html#04
佐藤大さんのところで、去年からずっと続けていた夢野久作ネタの、幻想怪奇ライトノベル(?)が最終巻を迎えました。この『脳Rギュル』というシリーズは、佐藤大さんがメインプロットを考えて、あとは登場人物ごとに別の書き手が担当する……という、ちょっと変わった書き方をしたのですが、そのうち僕は、シイという特殊能力を持った女子高生のパートを担当しています。「全然終わってないじゃん!」と思われるかもしれませんが、とりあえず当初考えていたところまでは、書き進められたのかな? いざ読み返してみると「あー、結局、やりたいことをやっちゃってるなー」とか、ヘンな感慨があったりします。
●『ジブリの森とポニョの海』(角川書店)
http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200806000037
『崖の上のポニョ』公開にあわせて発売されたインタビュー本。メインは、宮崎監督とロバート・ホワイティングの対談ですが、僕が担当したのは、それとは別の、近藤勝也×高坂希太郎×吉田昇の3人による「スタッフ鼎談」。裏表紙のおネムな顔のポニョがかわいいです。
●『テイルズオブマガジン』コンプエース9月号増刊(角川書店)
バンダイナムコの看板RPG『テイルズ』シリーズに焦点を当てたムックシリーズ(の創刊準備号)。本格創刊は10月からなんですが、Xbox360の新作『テイルズ オブ ヴェスペリア』にあわせて、ひと足お先に発売されました。担当したのはこのなかの、秋スタートの新作アニメ『テイルズ オブ ジ アビス』の記事。メインライティングは、事務所の野口くんに任せて、僕は全体の構成とこだま監督のインタビューを担当。
●『Charaberry's』Vol.5(エンターブレイン)
http://www.enterbrain.co.jp/bslog/charaberrys/
『魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜』を担当。といっても、小林監督への取材は別の方が担当されていて、ページ全体の構成とキャラクター紹介などを担当。この『Charaberry's』、「女の子のためのキャラクター誌」と銘打ってるわりには、がっつりインタビューが載ってたりして、ちょっと驚きました。
●『CONTINUE』Vol.41(太田出版)
http://cntblog.seesaa.net/
担当したのは、第一特集の「ジブリ作品解説」のうち『魔女の宅急便』『海がきこえる』の2本の解説。あと、第二特集『少女革命ウテナ』の、幾原監督×さいとうちほさんの対談(聞き手&構成)および作品解説をやってます。この対談用に改めて、シリーズと劇場版を通して観直したんですが、僕は本当に『ウテナ』という作品が好きなんだなあ……。ウテナ役の川上とも子さんが、この記事が出た直後に入院されて、かなりショックを受けました。回復を心からお祈りしています。
●『特撮ニュータイプ』2008年9月号
http://www.kadokawa.co.jp/mag/ntlive/
えー、アニメの『ブラスレイター』にかこつけて、脚本家の小林靖子さんと東映の白倉伸一郎プロデューサーの対談を担当しております。当然のごとく、『ブラスレイター』の話はマクラ程度で、あとはもう、白倉さんが暴走しっぱなし(笑)。
●「レオナルド博士とキリン村のなかまでしょ」第22話&第24話・脚本
http://hs04.wadax.ne.jp/~ften-jp/4cours_02.html
テレビ東京で土曜日朝7時から放映中の『ファイテンション☆テレビ』内で、現在放送中のミニアニメ。これまで、第4話、第6話、第16話……と脚本(というかプロット?)を担当しているので、今回が4話目と5話目になります。僕がやってるやってないを抜きにして、面白いです。もし視聴可能であれば、ぜひ一度、見てみてください。
●『SFマガジン』2008年10月号(早川書房)
レギュラーのゲームコラム。今月は『リズム天国ゴールド』(任天堂)を取り上げました。
●『GAMEJAPAN』2008年10月号(ホビージャパン)
『ランボー』など、アーケードゲームの紹介記事をいくつか担当。
●『メガミマガジン』2008年10月号(学研)
レギュラーは「キャラクターキャッチアップ」。あと今回だけ「マイノリティ・リポート」という連載コーナーをやってます。取り上げたキャラクターは『ブラスレイター』のアマンダ・ウェルナー。
●『ザ・スニーカー』2008年10月号(角川書店)
「東大でエンタメを学ぶ」という、連載の第2回。今回、お話をうかがったのは、プロダクションI.G取締役社長の石川光久氏。
●『二十面相の娘』DVD(ジェネオン/松竹/フジテレビ)
http://www.chico-tv.com/
DVDシリーズのジャケットとか封入解説書の構成・執筆を担当。
■あと忘れちゃいけない告知がひとつ。9月7日から放映スタートしているアニメ『バトルスピリッツ 少年突破バシン』(http://www.nagoyatv.com/battlespirits/)に、脚本で参加しています。カードゲームで男児向けという、ある意味、アニメのド本道の作品です。テレビ朝日系列で、毎週日曜朝7時から放映中です。よろしければ、ぜひチェックしてみてください。