2008年10月の営業報告

■ぐはあ、忙しいのにかまけて、営業報告さえアップできないという、この惨状。先月のお仕事紹介です。


●『かのこんコンプリート』(メディアファクトリー

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=20778

かのこん コンプリート

西野かつみの同名ライトノベルを元にしたアニメ『かのこん』、の公式ファンブック。編集を担当した、ねこまた工房さんからお誘いを受けて、全12話のストーリーガイドをやりました。地上波放映ができなかった『かのこん』ですが、本編を見て納得。というか、これをテレビでかけようとしていた製作陣は、ちょっとスゴいと思いました(笑)。とにかく、高田明男さんの力が入りまくった描き下ろしポスターが素晴らしすぎます。


●『スタジオボイス』2008年12月号(インファス)

http://www.studiovoice.jp/studio-voice/

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 12月号 [雑誌]

あー、『スタジオボイス』は久しぶりだなあ。担当したのは『FREEDOM』森田修平監督へのインタビュー。Blue-ray版が発売されるんですね。でまあ、制作自体は随分前に終わっているので、改めて全体を振り返ってみて、という内容。原稿には使わなかったんですが、第7巻のアオとタケルの別れのシーンはあれでよかったのか? という(個人的な)疑問を、率直に監督にぶつけてみたり。「監督の女性観がバレてんじゃないですか?」と詰め寄ったんですが、「あれでいいんです!」と断言されてしまいました(笑)。


●『CONTINUE』Vol.42(太田出版

http://www.ohtabooks.com/publish/2008/10/16192610.html

コンティニューvol.42

最終回にあわせた『コードギアス R2』が巻頭。で「ギアスはすげえ問題山積みの作品だと思う」と言いまくってたせいか、メインの記事とはまったく関係なく(笑)、竹田プロデューサーへのインタビューを担当。あとは、第3特集の『かんなぎ』で、シリーズ構成・脚本の倉田英之さんへのインタビューと、『ブラスレイター板野一郎監督×虚淵玄(脚本)対談を担当。倉田さんへの取材は、最近の取材のなかでも(原稿の仕上がりも含めて)満足度が高かったかな。


●『薬師寺涼子の怪奇事件簿』DVD・第2巻(キングレコード

http://www.starchild.co.jp/special/yakushijiryouko/

薬師寺涼子の怪奇事件簿 第2巻 [DVD]

第1巻に続いて、第2巻でも封入パンフレットのインタビューを担当(あと、ジャケットのテキストも)。お相手は、総作画監督・コスチュームデザインの佐々木敦子さんと色彩設計の石黒けいさん。動画工房のそばにある喫茶店で収録したんですが、ここのお店がすごかった……。


●『二十面相の娘』DVD(ジェネオン/松竹/フジテレビ)

http://www.chico-tv.com/

二十面相の娘 4 [DVD] 二十面相の娘 5 (初回限定版) [DVD]

こちらも、引き続きリリース中。10月に第4巻、11月には第5巻が発売済み。封入パンフレットの構成・執筆、および、ジャケットのテキストライティングを担当。


●『ダ・ヴィンチ』2008年11月号(メディアファクトリー

レギュラーの「ミュージック ダ・ヴィンチ」(レコード評と矢野顕子さんへのインタビュー)と、『詩羽のいる街』で山本弘さんにインタビュー。矢野さんの取材は、マジで緊張しました。


●『ダ・ヴィンチ』2008年12月号(メディアファクトリー

で、気がついたらもう次の号も発売になっております。青山テルマさんへのインタビュー(あの人と本の話)、ハローバイバイ関暁夫さんへのインタビュー(『都市伝説2』)、そして『おたくの娘さんすたひろさんへのインタビューと、レギュラーの「ミュージック ダ・ヴィンチ」。妙に取材の多かった号。


●『ニュータイプ』2008年12月号(角川書店

この号は『まりあほりっく』だけかな? 居酒屋にて新房監督インタビュー(という名の呑み屋トーク)。お会いしたのは『ネギま!?』のとき以来なんですが、この人(とその作品)の面白さを伝えるのは、本当に難しい。


●『ザ・スニーカー』2008年12月号(角川書店

「東大でエンタメを学ぶ」連載の第3回。出ていただいたのは、ファン・ワークス代表取締役の高山晃さん。でもって、この連載は3回をもって終了。理由は、読者層と合わなかったから……って、そんなのやる前からわかってたことじゃん!(笑)


●『テイルズ オブ マガジン』Vol.3(角川書店

巻頭のアニメ版『テイルズ オブ ジ アビス』特集を担当。オープニング&エンディング解説の2ページは自分でやりましたが、ほかは全体の構成&原稿チェックのみ。


●『メガミマガジン』2008年12月号(学研)

レギュラーの「キャラクターキャッチアップ」とOVA版『ひぐらしのなく頃に 礼』の設定紹介ページ。基本は原稿チェックのみ。


●『GAME JAPAN』2008年12月号(ホビージャパン

jubeat』『鉄拳6BR』ほかを担当。てゆうか、ゲームの仕事ってコレくらいしかやってないな、最近。


●『S-Fマガジン』2008年12月号(早川書房

レギュラーのゲームコラムというか時評。東京ゲームショウの真っ最中に原稿を書いてたんですが、ショウの話はほとんどせず、ディンプルの『くまたんち』(http://www.dmpl.co.jp/kumatan/)を取り上げました。『プリンセスクラウン』のヴァニラウェアと、同人サークル「アシナガおじさん」のコラボという、ハバネロたんファンには堪らない制作陣。あー、『CONTINUE』の秋葉原特集で『ハバネロたんハウス』を買ったのは、もう3年も前になるのか……。とか思ってたら、シガタケさんのサイト(http://shigatake.web.infoseek.co.jp/kuma/sf_magazine.txt)で、このコラムが取り上げられてしまいました。う、嬉しいけど、恥ずかしい……(笑)。


■なんだかんだといって、いろいろ仕事してたんだなあ。

■そんでもって、現在放映中のアニメ『バトルスピリッツ 少年突破バシン』(http://www.nagoyatv.com/battlespirits/)、第12話「招待フメーの正体フメー」の脚本を担当しました。……つっても、あと30分くらいで放映されちゃいますが。